歯冠長延長術—品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら「かなもり歯科クリニック」

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歯冠長延長術(Crown Lengthening Procedure)CLP

歯冠長延長術とは?

歯冠長延長術とは、歯の周りの環境を良くし、虫歯を除き、永続性の高い補綴物(クラウン)を装着するための処置です。

歯肉弁根尖側移動術は、歯肉の位置を下げることで角化歯肉と呼ばれる硬い歯肉を保存したまま、歯周ポケットを除去し付着歯肉(歯についている歯肉)を維持・増大させる治療です。

ウィドマン改良法は、余分な歯肉を切除しながら、歯根についている縁下歯石を除去、歯周組織環境を良くするための治療です。

歯肉の上に十分な歯質がない場合に外科的に歯肉と骨を下げる必要があるときに、歯肉弁根尖側移動術(角化歯肉がない場合)あるいは、ウィドマン改良法(角化歯肉がある場合) と骨切除術および骨整形術を併用し適用されます。

併用術式の選択基準は、周りの歯肉の状態に依存します、専門医におまかせいただければ幸いです。

歯肉の上にある歯の量が増えることで、歯の土台が大きくなり被せ物や修復治療が安定します。

歯冠長延長術のメリット

  • 歯周ポケットを除去することができる。
  • 生物学的幅径を得ることができる。(歯肉が歯周病になりにくい状態に出来る)
  • 治癒後の辺縁歯肉(歯肉の歯と接するフチ)の位置が安定する。
  • 付着歯肉(歯にくっついている歯肉)を維持または増大できるのでポケットが浅くなる。
  • 歯肉の中まで、あるいは骨の中まで進行した虫歯の位置を、歯肉の位置を下げることにより虫歯を露出・削り取ることが可能になる。
  • 歯肉の位置をそろえることにより、バランスの整った審美的な歯肉のラインをつくることができる。

歯冠長延長術の治療の流れ

  • STEP1
    歯肉の切開

    麻酔をしたら、手術部位の歯肉を切開し、歯肉を歯と骨から剥離します。

  • STEP2
    歯垢、歯石、細菌に感染した組織をきれいにする

    露出した歯の根についた歯垢や歯石を、専用の器具で除去します。また、細菌に感染した肉芽やセメント質を丁寧に取り除きます。

  • STEP3
    切開した歯肉の先端を根尖側に移動させて、縫合(歯冠長延長術+骨整形、切除術)

    歯肉の位置を骨頂まで押し下げ、歯肉を骨膜と縫合して位置を固定します。その後、歯肉の弁を周囲の組織と丁寧に縫合していきます。

  • STEP4
    歯周組織の回復

    歯肉は歯冠側方向に向かって治癒していき、歯周ポケットの無い良好な状態になります。

歯冠長延長術のリスク・副作用

  • 歯冠長延長術は歯肉を下げ、歯根が露出する形となるため、審美性を損なう可能性がある。
  • 手術を行う歯の神経が生きている場合は、歯根が露出することで術後に知覚過敏が起きることがある。知覚過敏は時間の経過とともに緩和される。
  • 大きく露出した歯根は以前より虫歯や歯周病になるリスクも高くなる。
  • 術後は歯間ブラシを用いた歯みがきを徹底し、より丁寧な口腔内の清潔を保つ口腔清掃が求められる。患者さまへのブラッシング指導もしっかりと行わせていただきますのでご安心ください。

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