05.虫歯治療 : 医院ブログ

大切な歯を残す。品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら当院へ

久しぶりの治療


こんにちは!

8月に入り長い梅雨が明けてきました(*^^*)

皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

恥ずかしながら、先日自分自身に虫歯が見つかり当院で治療を受けました( T_T)

今回私が行った治療がMTA直接覆髄法といって歯の神経を残す治療です。

 

久しぶりの治療で緊張しましたが院長先生やアシストに付いてくれたスタッフの方の声かけがあってとても安心して治療を受けることができました!

それほど酷くはない虫歯だと思っていましたが神経に関わる虫歯と聞き、定期的に検診に行くことが大切なことだと改めて感じることができました。

 

今回私が行ったMTA直接覆髄法の治療方法は当院のWebサイトに詳しく掲載しております!是非そちらをご覧ください!

 

これから暑い夏が始まります。皆さま熱中症には充分に気をつけてお過ごし下さい。

歯科助手 荒井


自分の歯を残したい・神経を抜きたくない方へ MTA直接覆髄法+ダイレクトボンディング


入り口はちいさいけれど中で大きくなっている虫歯です

 

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削ってみなければどこまで虫歯が進行しているか
レントゲンでも判断しにくい場合があります

 

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青く染め出されているところが虫歯の部分になります
ここまで大きくなっている虫歯の場合
すべて虫歯を除去すると神経まで達する可能性があります

 

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神経が露出してしまいました
神経が露出する可能性があったため
事前にラバーダムをかけて唾液にまみれないように処置を行っております

 

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この状況でMTAという素材で神経の露出した部分を
覆うことにより神経をすべて取ることなく温存できる可能性があります
成功率は80-85%前後ですが神経をすべて取ることによるデメリットを考慮すると
非常に有益な治療法と我々は考えております

 

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最後はダイレクトボンディングで修復し
治療終了です

 

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一日の来院で終了できるのも大きなメリットです
お気軽にご相談ください


自分の歯を残したい・神経を抜きたくない方へ 歯冠長延長術 クラウンレングスニング 歯周外科手術 について


神経の治療を行った歯は
歯冠の高さが全くなくなってしまっている場合があります

 

https://www.kanamorisika.com/wp-content/uploads/20200521-1.jpg

 

原因としては
①もともと神経を抜く前から高さがなかった
②神経の治療をしている間に処置している歯が移動してしまった
③上の歯が伸びてきてスペースがなくなってしまった
などが考えられます

 

この状態のまま被せものを行うと
①高さがないのでかぶせものが取れやすい
②かぶせることができたとしても噛み合わせの面が平らになり咀嚼効率がわるい
③かぶせものが高くなってしまい歯根が折れるあるいは顎関節に負担が生じる
などが考えられます

 

この場合
歯冠長延長術を行い歯肉の位置を下げることで
歯の高さを回復して適切なかぶせものを行うことができる条件を整えます

 

術直後 当日の口腔内写真です

 

https://www.kanamorisika.com/wp-content/uploads/20200521-2.jpg

 

術前術後の口腔内写真です

 

https://www.kanamorisika.com/wp-content/uploads/20200521-3.jpg

 

この程度歯肉の位置を下げることで適切なかぶせものを行うことができます
かぶせものがよく取れる・歯根が折れるなどを経験された方は
歯の高さがなくなってしまっている場合があります
お気軽にご相談ください


天然歯・歯髄の偉大さ


私たちは食事をするときに
あと18ミリ下の顎を上前方にうごかし咀嚼しようかとか
今は強く噛みすぎだから下の顎をあと20ミリ右斜め下方に動かそう
など考えずに咀嚼しています

これは全て歯根表面にあるにある歯根膜と言う組織が
反射的に脳に伝え行っているとされています

この反射的に行う運動の敏感さ(感覚受容器の数)には
歯の部分によって敏感さが違っているとされ
前歯の方では奥歯に比べ3倍その感度が高いとされています

また神経の残っている歯と神経の残っていない歯では
約2倍感度が高いとされています

そうすると単純な計算にはならないかもしれませんが神経の残っている前歯と神経を抜かれてしまっている奥歯では6倍の感度が違うことになります

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この感度が低いことで咀嚼するときのリズムが狂い歯根が割れてしまったり
歯ぎしりによって
必要以上にエナメル質を削ってしまう行為につながる可能性があります

そのため当院では可能な限り
歯を抜かず神経を抜かない方法を選択し治療に当たっています

スクリーンショット 2017-11-05 16.25.31.jpg

上記の症例も特に症状はありませんでしたが定期検診で撮影したレントゲン写真から
虫歯が疑われた症例です
銀歯をはずしてみると真っ黒に変色し虫歯が進行しているのがわかります

20代後半になると虫歯が進行していても症状が出ないことが多くあります
自覚症状がない状態でも定期検診を受診することで虫歯の早期発見
抜髄の予防につながると思われます

定期的なメインテナンスで天然歯を守りましょう


第4回院内実習と診療用の道具について


毎月恒例の院内実習も今回で4回目です。
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今回はセラミックインレーの形成について学びました。
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セラミックインレーと金属のインレーの削り方の違いは

①セラミックは割れることがあるのでなるべく角のない、なめらかな形成をして
 一定の厚みを持たせる
②窩洞の際に斜面をつけない(薄い部分が欠けるから)

といったところです。

これらの違いを表現するのに重要なのは使う道具(ダイヤモンドバーなど)です。

内側性の部分(歯の溝に当たる部分)を形成するのはインレーバーを用いますが、

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右がメタルインレー用、左がセラミックインレー用です。
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右がメタルインレーを形成するときのシャンファーバー、
左がセラミックインレー用やセラミッククラウン用のラウンドショルダーバーです。

微妙な形状の違いがお分かりいただけるでしょうか?

さらに低速で細かい形成をするときに使用する、5倍速エンジンというものがあります。
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歯科治療において道具の役割は大きく、使いたい時に使いたい道具が滅菌中などで
使えないのはストレスです。

かなもり歯科クリニックではそういったことがないように十分な数の器具が準備されていますし、
メンテナンスにも配慮しています。
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良い治療のための設備は整っているので…より一層の技術向上に努めたいと思います。