2022/02/22
品川区北品川の歯医者
かなもり歯科クリニックの歯科医師
林です
当院では可能であれば3歳から、ご家族が同席しない状態(いわゆる母子分離)での
治療やメンテナンスを推奨しています
お子さまの歯科治療においてご家族が同席したほうがいいのかどうか諸説ありますが、
当院としてはお子さま自身が主体的に治療に参加する姿勢を
大切にしたいと思っています
ご家族がいるとどうしても
「ここが痛かったんだよね?」「この歯ならびが気になるんだよね?」など
大人を介しての意見となり、お子さまの意見を直接聞けないケースが見受けられます
ご家族がいない場での治療やメンテナンスは
はじめのうちは緊張や不安があるかもしれませんが、すぐに
「こんなふうにみがいてるよ」「おうちで○○してあそんだよ」など
スタッフにたくさんお話をしてくれるお子さまがほとんどです
ひとりでユニットに座って大人と同じように治療を受けるという経験は
お子さまの自信となり
自分の歯を自分で守っていこうという主体的な姿勢につながると信じています
細かい治療内容やご家族のご協力が必要な際は治療後にお伝えいたしますので
安心してスタッフにお子さまをお任せください
またどうしてもご家族と離れることへの不安が大きい場合は
同席での治療も可能なので事前にご相談ください
2021/11/12
品川区北品川の歯医者
かなもり歯科クリニックの歯科医師
正島です
かなもり歯科クリニックでは今月からエアフロープロフィラキシスマスターをメンテナンスシステムに導入しました
このエアフロー プロフィラキシス マスターは、「Guided Biofilm Therapy」に基づいて開発されたEMSの最新の製品で、従来の歯面清掃とは異なり、エアフロー、ぺリオフロー、ピエゾン技術を用いたプロフェッショナルによるバイオフィルム(虫歯や歯周病の原因菌)を除去する新しい予防システムです
当院のスタッフ同士で早速使用して効果を体感しましたが「いままでののメンテナンスよりストレス(痛み)なく、安全に、効率的にバイオフィルムの除去が可能になった!」と大変感動していました
現在当院でメンテナンスをされていらっしゃる方は次回から使用を開始いたしますので是非その効果を体感されてみてくださいね!!
2021/06/05
品川区北品川の歯医者
かなもり歯科クリニックの歯科衛生士
岡澤です
こんにちは!
そろそろ関東も梅雨入りしそうな気配ですね。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
本日は洗口液についてお話させていただきます!
みなさま、CMでもお馴染みのモンダミンをご存知でしょうか?
先日、モンダミンの製造販売元のアース製薬の方に来ていただき、
歯科医院専売品として発売された『モンダミンハビットプロ』
についてのお話を伺いました。
まず、配合されている薬用成分についてお話します。
①殺菌成分CPC(塩化セチルピリジニウム)
口腔内の原因菌を殺菌し、歯こうの付着を防ぐ
②抗炎症成分GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)
歯ぐきの腫れと炎症を防ぐ
③出血予防成分TXA(トラネキサム酸)
歯肉炎による歯ぐきからの炎症を防ぐ
以上の3つの成分が配合されており、殺菌成分のCPCについては市販品と比べて
厚生労働省で認められている最大の濃度が入っています。
CPCは歯こうの付着を防ぐ効果があるため、虫歯の予防にもなります。
うがいの際に希釈の必要がなく、5~8時間程効果が残ります。
ノンアルコール処方でピリピリすることもないため、
うがいが出来る小さなお子さまにもお使いいただけます。
矯正治療中で歯みがきがしづらい方にもおすすめです!
使用方法は、歯磨きの後に10~20mlを口に含み、20~30秒程すすいでから
はきだしてください。使用後、お水ですすぐ必要はありません。
使い心地など気になる方は、当院の手洗い場にも置いてありますので
ぜひお試しください!
2020/02/17
二月に入り、一段と寒くなりました
皆様いかがお過ごしでしょうか
本日は、お子様の『仕上げ磨き』についてお話していこうと思います
歯みがきが慣れてきても、お子様の歯みがきだけでは、歯垢の除去は難しいです
必ず大人が『仕上げ磨き』をしましょう
おうちの方から「何歳ごろまで仕上げ磨きを行えばいいのか」との相談がよくあります
永久歯列が完成する13歳までが望ましいですが、成長期に入る9歳ごろまではお子様が嫌がらず、受け入れてくれる場合が多いので9歳ごろまでは必ず大人が『仕上げ磨き』をしてあげましょう
<仕上げ磨きのポイント>
・ハブラシを歯と歯茎の間に直角に当てて一つの歯ずつ左右に細かく動かします
・奥歯は軽くお口を閉じるとスペースができて磨きやすいです
・上の前歯を磨く時は前歯の上のすじにハブラシが当たると痛いので、指で保護しましょう
<磨き残しが出やすい場所>
・歯と歯の境目
・歯と歯の間
・噛み合わせの溝
ご不明点、ご質問等ありましたら、いつでもお声かけください
歯科衛生士 柳原
2019/08/20
02.かなもり歯科クリニック, 04.症 例, 16.予防歯科
当院のフッ素に関する考え方をご説明させていただきます
上記の観点からもフッ素は齲蝕予防に効果的であると考えております
文献は様々ありますが
WHO Technical Report No.846, 1994 によると
1,000ppm 以上のフッ化物イオン濃度では,500ppm
高くなるごとに 6%のう蝕予防効果の上昇がみられる
とあり
また2017 年 3 月には,フッ化物の効能がみとめられ
フッ化物配合歯磨剤のフッ化物イオン濃度の上限を
1,000ppm→1,500ppm とする高濃度フッ化物配合歯磨剤の医薬部外品として
の市販が,厚生労働省により新たに認められています
当院ではブラッシング,フロス,歯間ブラシによる,歯垢の機械的清掃が効果的に
行われたあとにフッ素を効果的に作用させるという観点から,
フッ化物配合歯磨剤に含まれるフッ素に頼るのではなく
フッ素含嗽剤(ミラノール)によるうがいをおすすめしております
当院でフッ素(ミラノール)のうがいをおすすめしているのは
以下にあてはまる患者様です
①10本以上修復された経験がある
②下顎前歯が虫歯になった経験がある
③歯肉が下がり象牙質の露出・知覚過敏が見られる
④唾液の量や質が下がり二次齲蝕のリスクが高い
⑤虫歯リスクの高い小児
どのような有益な薬でもすべての患者様におすすめできる
ものはないと考え,リスクのない患者様にはご説明をすることはありません
治療が終わった状態の長期安定性のためには
可能な限り虫歯のリスクを回避する必要があるため
このような指導をさせていただいております
当院でフッ素の含嗽剤としておすすめしているミラノールは以下のような薬剤です
当院での購入を希望の場合
口腔内のリスク判定により使用方法が異なるため
検診後の購入となります
ご理解のほどよろしくお願いたします