2020/10/22
こんにちは!
今回のブログでは、ご自身でマウスピースを外すときにお使いいただく“EasyLift”の
使用方法・お手入れ方法についてお伝えします
当院でマウスピース矯正中の患者様に参考にして頂けたら幸いです
EasyLiftとはマウスピース矯正の方へ最初にお渡ししている”銀色のリムーバー”です
↓EasyLift↓
【外し方】
↓写真のように装着しているマウスピース上部と奥歯の間にカギの部分をひっかけます↓
◇ポイント1:一度に力を入れて外すのではなく、左右交互に繰り返しながら外す
◇ポイント2:左右の奥歯の上部にひっかけて、歯列に対して垂直に引くイメージで外す
【お手入れ方法】
つぎにお手入れ方法です
やわらかい素材のもので水洗いをした後、乾燥させてください
◇注意点1:金属たわしなどを使用すると傷がつく恐れがあるため避ける
◇注意点2:家庭用洗剤・次亜塩素酸ナトリウム・その他各種消毒剤は使用しない
以上EasyLiftの使用方法とお手入れ方法でした
ご不明点・気になる点などございましたらお気軽にスタッフまでお尋ねください(^^)/
2020/10/09
矯正治療前 初診時の口腔内写真です
歯並びが悪く,よく噛めないと来院された患者様です
奥の銀歯が低くなってしまっているのがわかります
低くなる原因は
・食いしばりが強く,摩擦により削れてしまい低くなってしまった
・神経の治療をしている最中に放置して歯が動いてしまった
・もともと歯の高さが低かった
などが考えられます
歯列矯正後,銀歯を外し,根管治療を行ったのちファイバーポスト
を立てたところです
この歯の高さでは外れやすい補綴物となってしまいます
また,よく噛めないというのは歯の高さがないために,本来あるべき
歯の形,かみ合わせの溝を再現できないために起こっている可能性があります
歯肉弁根尖側移動術(歯肉を下げる手術)を行った直後の口腔内写真です
歯肉が下がり,歯の高さが十分でてきているのがわかります
術前と術後当日の口腔内写真です
術前と術後3ヶ月の口腔内写真です
このあと歯肉が健康な状態であれば被せものを行っていきます
治療終了時の口腔内写真です
治療前・治療終了時の比較です
患者様の歯並びが悪く,よく噛めないという問題は
解決できホッとしております
このような問題をお持ちな患者様
お気軽にご相談ください
2020/10/02
どの歯がジルコニアセラミックかお分かりになりますでしょうか
正解はこちらです
矯正をおこなって最終的にジルコニアセラミックで修復した患者様です
長期の治療が終了しホッとしております
K様 今後ともメンテナンスでのご来院お待ちしております
2020/05/21
04.症 例, 05.虫歯治療, 07.歯周外科処置, 15.矯 正
神経の治療を行った歯は
歯冠の高さが全くなくなってしまっている場合があります
原因としては
①もともと神経を抜く前から高さがなかった
②神経の治療をしている間に処置している歯が移動してしまった
③上の歯が伸びてきてスペースがなくなってしまった
などが考えられます
この状態のまま被せものを行うと
①高さがないのでかぶせものが取れやすい
②かぶせることができたとしても噛み合わせの面が平らになり咀嚼効率がわるい
③かぶせものが高くなってしまい歯根が折れるあるいは顎関節に負担が生じる
などが考えられます
この場合
歯冠長延長術を行い歯肉の位置を下げることで
歯の高さを回復して適切なかぶせものを行うことができる条件を整えます
術直後 当日の口腔内写真です
術前術後の口腔内写真です
この程度歯肉の位置を下げることで適切なかぶせものを行うことができます
かぶせものがよく取れる・歯根が折れるなどを経験された方は
歯の高さがなくなってしまっている場合があります
お気軽にご相談ください
2019/10/03
04.症 例, 06.歯周病, 08.結合組織移植術, 09.歯周組織再生療法, 15.矯 正, 17.審美修復
歯周病が気になり来院された患者様です
前歯の骨が溶けてしまって歯根が露出しています
御本人としては歯並びは気にはなっていますが
当初矯正治療はご希望されませんでした
歯周基本治療を終了し来院がとぎれ
何度かいらっしゃって頂いているうちに
総合的な治療をご希望されましたので
治療計画を立てました
治療のスケジュール
右下の前歯は抜歯の可能性をいたしましたが
保存をご希望されましたので
歯周基本治療 矯正治療 結合組織移植術・歯周組織再生療法
の計画を立てました
歯周基本治療終了時です
咬合模型審査 術前と術後のシュミレーションを行います
矯正治療開始半年後 大きな歯肉の退縮がみられます
歯肉の移植および歯周組織再生療法をおこないます
術後3年矯正治療終了の比較です
歯肉退縮のみられた右下の1番を抜歯して矯正治療を行う選択肢もありましたが
年齢が40代と若いことを考慮して,歯周組織再生療法をおこない
抜歯を行わずに歯列を整えることとしました
治療終了時の比較です
完全な根面被覆は得られませんでしたが
歯肉の厚みが増えさらなる歯根露出は認められていません
現在メンテナンスで通院していただいております
矯正治療・歯周組織再生療法・咬合治療と
長期の治療にお付き合いいただきました
患者様に感謝いたします
ありがとうございました!!