04.症 例 : 医院ブログ

大切な歯を残す。品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら当院へ

変わった形の前歯が生えてきた~正中過剰歯~


品川区北品川の歯医者
かなもり歯科クリニックの
歯科医師の林です



乳歯が抜けていよいよ大人の歯が生えてくる…
小学校入学前後のお子さんの、前歯がない笑顔は期間限定でとても可愛らしいですよね


しかしながら楽しみにしていた大人の歯がなかなか生えてこない、
または生えてきた歯の形が変わっているというお子さんが時々いらっしゃいます


この写真は「やっと生えてきた歯の形がおかしい」という主訴でいらした
7歳のお子さんのお口の中です


レントゲンを撮ると
本来の大人の歯の前に2本、過剰歯(本来の歯より余分に存在する歯)があります


これは「正中過剰歯」と言います


骨の中に埋まったままの状態(正中過剰埋伏歯)も含めて、
抜歯が必要なケース、そのまま経過を見るケースもありますが
本来の大人の歯が健康に生えてくるためにどうするか
歯科医師の判断が必要になってきます


このお子さんの場合は本来の永久歯が生えてくるのを促すために
過剰歯の抜歯を行い、今現在は問題なく経過しています


乳歯が生えたもののなかなか大人の歯が生えてこない場合
この正中過剰歯が関係していることもあります



もし永久歯への生えかわりに不安がある場合はお気軽にご相談ください

 

 

 

 


~歯科衛生士の矯正記録~


 

 

 

 

品川区北品川の歯医者

かなもり歯科クリニックの歯科衛生士

隅田です!

 

 

今日から9月にはいり、今年も残り4ヵ月となりました

不安定な天気が続き、気温差が厳しい日々ですが

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

本日は当院にて矯正治療中である歯科衛生士の

矯正治療経過の症例をご紹介したいと思います

 

矯正を開始して3カ月目の経過です

 

↓ 正面 ↓

↓ 右側 ↓

↓ 左側 ↓

↓ 上顎 ↓

↓ 下顎 ↓

 

上顎2本抜歯

下顎は前歯部1本抜歯の症例になります

 

 

え、前歯を抜くの!?Σ(°д°) とびっくりされると思うのですが・・・

わたくし、生まれつき下顎の前歯が先天的に欠損しておりまして

両側のバランス的に前歯を抜く事は矯正治療を早く終わらせるのに一番の近道なんです

 

 

笑ったときにすきっぱになっているのは初期のころは気になっておりましたが

装置が付くとそんなに気にならなくなりました

 

 

3か月経つと最初に装着した上顎のアーチはかなり揃ってきてますね!

ここからは抜歯部位の隙間を歯を引っ張りながら埋めていく過程に進みます

 

 

開始初期は食事の際や朝起きたときにかなり痛みがありましたが (_ _|||)

少しずつ痛みにも慣れてきました

 

 

綺麗な歯並びになるために頑張りたいと思います

随時、矯正の経過をブログやインスタグラムにて発信していきたいと思います(*  )⁾⁾

 

 

 

 


歯周組織再生療法 骨造成の現実


品川区北品川の歯医者

かなもり歯科クリニックの歯科医師

金森行泰です

 

歯周組織再生療法時の写真です

 

 

縁下歯石が付着していて歯を支えている

骨が溶けてしまっている状況です

症状は噛むと痛む・膿の匂いがする・奥歯がゆれる

と言った症状でした

 

来院されたきっかけは

他院で抜歯をしなければならないと言われて

セカンドオピニオンでご相談いただいた患者様でした

 

 

術後一年半の口腔内写真です

歯周病で無くなってしまった歯周組織が回復しているのがわかります

歯根破折以外の症例は抜歯を回避出来る可能性があります

 

同様の症状をお持ちの方は

セカンドオピニオンでご相談いただければ幸いです

 



歯を抜く前にご相談を ソケットプリザベーション 抜歯窩保存術


品川区北品川の歯医者

かなもり歯科クリニックの歯科医師

金森行泰です

 

ソケットプリザベーション 抜歯窩保存術 とは

 

歯周病や歯根破折などが原因で抜歯を行う場合,抜歯したあと周囲の骨量が減ってしまうことが報告されています

抜歯したあとに,骨移植・メンブレンの設置を行い,骨吸収を最小限にする処置のことをソケットプリザベーション 抜歯窩保存術といいます

 

あらかじめインプラント治療を予定されている患者様には抜歯直後に行う抜歯窩保存術を推奨しています

 

術式は

① 様々な器具及びエルビウムヤグレーザーを用いて徹底的に掻爬を行い感染源を除去

② 抜歯窩周囲歯肉にトンネルを形成し,歯肉弁の圧力を軽減

③ 骨移植を行い,非吸収性メンブレンを留置,精密に縫合を行う

となります

 

これにより骨量を最大限に保存し、インプラント手術をスムーズに行えます

 

 

 

歯が割れてしまって保存が不可能,その部分の治療を

入れ歯ではなくインプラントを選択される場合

抜歯する際もインプラントにあった方法を選ぶことが重要です

 

 

このように割れてしまっている歯の場合,保存は難しく抜歯となります

患者様は抜歯後の治療法をインプラントを選択されました

抜歯窩保存術 ソケットプリザベーションを行います

 

 

骨移植・非吸収性メンブレンを設置,縫合後の写真です

 

 

比較の写真です

抜歯した穴が非常に小さくなっているのがわかると思います

 

このように周りの歯肉・歯槽骨を傷つけないように抜歯

炎症を起こしやすい肉芽組織を丁寧に除去することにより

インプラント治療を安心安全に行うことが可能となります

 

インプラント治療をご希望の場合

抜歯の前にご相談いただけますと幸いです

 


第38回院内実習


春爛漫ですでに初夏の兆しも感じ始める今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか

 

 

本日は先日行った院内勉強会の様子をご報告したします

この日は当院で最も頻度の高い歯周外科である

歯肉弁根尖側移動術(APF:Apically Positioned Flap)の

目的やエビデンス、症例について発表を行いました

 

APFは

・歯肉縁下カリエス(歯茎の下に広がった虫歯)の処置

・歯冠長延長(見た目の改善・かぶせ物の高さを確保してかぶせ物を取れにくくする)

などの目的があり、歯の延命と保存を行うことが出来ます

 

(今回もソーシャルディスタンスに配慮し各チェアでスライドを観る形式で行っています)

 

APFに関係する論文は多くありますが、実際のオペの際に考慮する点、

各ステップの疑問点などをクリアにするエビデンスの紹介を行いました

また、今回の発表担当である林が、実際の症例報告と経過について発表を行いました

 

 

歯周外科手術と聞くと、しり込みしてしまう患者さんも多いと思いますが、

虫歯が進行しすぎて抜歯も視野に入るような歯も救えるとても有効な手段です

 

 

詳細症例はホームページにもありますので是非参考になさってください

 

歯科医師 林

 

 

 

 

 


12345...10...