25.モンゴル医療奉仕団

かなもり歯科クリニック 医院ブログ

大切な歯を残す。品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら当院へ

モンゴル医療奉仕団 ⑪


モンゴルでであった入れ歯です

日本では基本的に残っている歯に

金属製のバネをかけて固定するのですが

金属はなく残っている歯のちょっとした出っ張りに

かけるようになっていました

白い歯の部分がとれたので修理をして欲しいとのこと

本来なら馬に乗って10時間だそうです 汗

入れ歯を修理してこんなに喜んでもらえたのは

初めてというほど喜んでいただけました

材料があって本当に良かった

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東京都品川区 北品川 青物横丁,新馬場,歯周病専門医,かなもり歯科クリニック
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モンゴル医療奉仕団 ⑩


歯科部門は予診に依田先生
衛生指導・技工作業に森先生
診療に金森,林先生
診療補助に看護学生の森野君,岡田君
通訳のかた2名の8名のチームで診療を行っていきました。

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そして診療開始・・・

まさに野戦病院さながらの風景が目の前に広がりました,
日本語とモンゴル語が相互に飛び交い熱気で部屋は火がついたようです。
たいていの患者さんが2か所以上の問題を抱えておられます。ほっておけば
神経もしんでしまい,抜かなければならなくなってしまうひどい虫歯が多く見られます。

なんとか処置してあげたい,しかし時間に限りがある
この時ほど自分の処置がもっと早く!もっと早く!行えればと
思ったことはありませんでした。

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診療開始1時間,2時間過ぎても待っていただいている
患者さんの数は減りません,それどころか,近くの村から馬に乗っていらっしゃった方も
いらして,待っていたいている患者さんの数は増えていくように思えました。

私達は、予定時間を越えてやれるところまでやりました。村の人達が手を合わせて帰っていかれる。

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最後の患者さんが手を合わせ,何度もお辞儀していらっしゃるのをみて
ほんとうにモンゴルに来てよかったと感じた瞬間でした


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モンゴル医療奉仕団⑨


 第3日目。早朝から診療の準備に取り掛かかりました。何しろ電気設備が貧弱で、診療室に充て
る予定の部屋にコンセントが無く延長コードも足りないために眼科は野外ステージの奥に
設置することになり,

歯科部門は診療機器をつなぐ変圧器から煙が出てしまい,
修理する必要があったりと多少の混乱はあったものの予定通り診療を開始することができました。

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モンゴル医療奉仕団⑧


第3日目
私たちの気持ちとは裏腹に夜半から大雨になりました。

早朝から診療の準備に取り掛かかりましたが何しろ電気設備が貧弱で、
診療室に充てる予定の部屋にコンセントが無く延長コードも足りないために
眼科は野外ステージの奥に設置することになりました 

歯科部門は診療機器をつなぐ変圧器から煙が出てしまい,
修理する必要があったりと多少の混乱はあったものの予定通り診療を
開始することができました。

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モンゴル医療奉仕団⑦


乗馬散策をしたのち、夕食をいただきました。

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その後翌日の診療に備え打ち合わせを行いましたが、この席で初めて馬乳酒(アイラグ)
を飲んでみました

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酸味の効いた乳濁発泡酒で,おなかを壊しやすい私は残念ながら
すする程度にしておきました(笑)

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モンゴル医療奉仕団⑥


 2日目は朝7時にウランバートルを韓国製の大型バスで出発し、エルデネトに昼過ぎに
到着。

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昼食後にさらにバスに乗って目的地であるエネル農園に到着しました。比較的快適な道
路であり、最後の農園への道を除くと快適な移動でした。

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モンゴル医療奉仕団⑤


本医療奉仕団員はモンゴルの首都ウランバートルより北西250キロにある
エルデネト近郊のエネレル農園での診療活動を行いました。

成田空港出発の際には、この便が満席近くだったこともあり、機内持ち込みの荷物にも厳しい重
量制限がありました。我々は多くの医療機材(とくに歯科器材が多かったのですが)を持ち込みましたが
、何とかクリア。夕方にウランバートル(チンギスハーン国際空港)に到着すると、今度は税関
で医療機材を開けて見せろとの押し問答。

税関職員は没収だと言い張る始末で,迎えに来てくれた現地通訳兼医学生がなみだながらに
説得してくれて事なきを得ました。歯科部門は医療器材がないとせっかくの活動の
大半が無駄になってしまうところでした。

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モンゴル医療奉仕団④


社会主義経済から自由経済への変動期を通っており貧富の格差が大きく、
捨てられた子供(マンホールチルドレン)、ホームレスも多く,政治的に多くの問題を抱える
一面もあります。

通貨は1us$=1014Tg、100円=1000Tg。サラリーマンの平均月収は8000円
今は日本のような国民健康保険が導入され、医療費の4割を患者さんが
負担するようになったため、貧しい人達は病気になっても病院へ行くことができない,
という問題がでてきたといいます。また、医療施設の技術的な遅れがあり、
最新の医療機材が導入されても使いこなせる人材が育っていないという課題もあるようです

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モンゴル医療奉仕団③


モンゴルは北京の北西、中国とロシアに国境を持ち、広さは日本の4倍、平均高度1580m。
西北部は森林・湖・河と4000m級の高山がつらなり、東西部はゴビ砂漠、他は大草原が広がってます。
気温の年格差は大きく最低気温はマイナス40度~最高気温は40度に及ぶ変化の中で、
首都ウランバートルの8月の平均気温は17度と快適な季節です。人口はわずか234万人、
そのうちウランバートルの人口は80万人です。1972年日本と国交樹立、1990年、
海部元首相初訪問により8億円の医療援助等で、親善が深まっていきました。

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モンゴル医療奉仕団②


今年で10年目を迎えるモンゴル医療奉仕団は、平成21年8月3日~8日の日程で、
首都ウランバートル北西250キロにあるエルデネト近郊のエネレル農園での診療活動を行いました。

日本からは医師10名、歯科医師3名、看護師3名、歯科技工士1名、
学生5名、サポーター1名の総勢23名
モンゴルからは8名 Medical Sciences University of Mongolia(MSUM)の医学生
5年生1名、2年生1名、通訳4名、ガイド兼通訳2名)で構成されていました

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