09.歯周組織再生療法 : 医院ブログ

大切な歯を残す。品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら当院へ

ジルコニアをかぶせた前歯の歯肉が下がった 結合組織移植術


ジルコニアを左上前歯にかぶせたあと歯肉が下がり

歯根が出てしまったところをなんとかしてほしいという患者様です

 

 

 

歯根が出てきてしまった理由は

・歯肉がもともと薄かった

・強いブラッシングにより歯肉が下がってしまった

・強い歯ぎしりにより歯肉が下がってしまった

などが考えられます

 

 

この患者様の場合,

・正しいブラッシングをおこなっている

・歯ぎしり・食いしばり防止のためのナイトガードを使用している

ことから

骨と歯肉が薄かった可能性が考えられます

 

この場合の経過観察以外の治療法としては

・再度露出した歯根を覆うように削り直しジルコニアをやりかえる

・結合組織移植術により口蓋の歯肉を移植し,歯肉を元の位置に戻す

2つの方法が考えられます

 

患者様はジルコニアを壊すことは希望されませんでしたので

結合組織移植術行うこととしました

 

 

術中・術後の口腔内写真です

 

 

 

 

術前と術後3ヶ月の口腔内写真です

歯肉の厚みが増しており,安定した結果が得られました

現在術後1年経過しておりますが変化は見られておりません

 

 

被せものの歯肉が下がってしまったなど歯肉に関するご相談

お待ちしております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


矯正治療 結合組織移植術 歯周組織再生療法


歯周病が気になり来院された患者様です
前歯の骨が溶けてしまって歯根が露出しています

 

御本人としては歯並びは気にはなっていますが
当初矯正治療はご希望されませんでした

 

スクリーンショット 2019-06-30 14.59.27.jpg

 

歯周基本治療を終了し来院がとぎれ
何度かいらっしゃって頂いているうちに
総合的な治療をご希望されましたので
治療計画を立てました

 

治療のスケジュール
右下の前歯は抜歯の可能性をいたしましたが
保存をご希望されましたので
歯周基本治療 矯正治療 結合組織移植術・歯周組織再生療法
の計画を立てました

 

歯周基本治療終了時です

 

スクリーンショット 2019-10-04 11.19.44.jpg

 

咬合模型審査 術前と術後のシュミレーションを行います

 

スクリーンショット 2019-10-03 20.37.20.jpg

 

スクリーンショット 2019-10-03 20.38.22.jpg

 

矯正治療開始半年後 大きな歯肉の退縮がみられます

 

スクリーンショット 2019-10-03 21.08.41.jpg

 

歯肉の移植および歯周組織再生療法をおこないます

 

スクリーンショット 2019-10-03 21.10.09.jpg

 

術後3年矯正治療終了の比較です

 

スクリーンショット 2019-10-03 21.12.01.jpg

 

歯肉退縮のみられた右下の1番を抜歯して矯正治療を行う選択肢もありましたが
年齢が40代と若いことを考慮して,歯周組織再生療法をおこない
抜歯を行わずに歯列を整えることとしました

 

治療終了時の比較です

 

スクリーンショット 2019-10-03 21.24.17.jpg

 

完全な根面被覆は得られませんでしたが
歯肉の厚みが増えさらなる歯根露出は認められていません
現在メンテナンスで通院していただいております

 

WS000285.JPG

 

矯正治療・歯周組織再生療法・咬合治療と
長期の治療にお付き合いいただきました
患者様に感謝いたします
ありがとうございました!!


歯周組織再生療法


長期的に歯周病にかかられていることを自覚されて来院された患者様です

初診時の前歯の状態とレントゲン写真です

WS001132.JPG

ぱっと見た感じは異常はなさそうですが

右上の前歯に6~9mmの深いポケットと排膿が認められました

WS001133.JPG

線で囲った部位では

唇側ではなく口蓋側の炎症が強く排膿と腫脹を繰り返し

口臭を家族から指摘されることもあったそうです

WS001134.JPG

歯周基本治療が終了した後

患者様のご希望により歯周組織再生療法(日帰りの歯周外科手術)を行うこととしました

歯肉へのダメージを極力抑えるため歯間乳頭保存術と併用して

エムドゲインR+吸収性メンブレン+自家骨移植術を行いました

術直後の口腔内写真です

WS001135.JPG

かなり 歯科の知識 がおありな患者様でしたので

術後 ご自身の術中の口腔内写真をじっくりご覧になられた後

「思ったほど大変ではなかった」と感想をいただけました 汗

術後一年後の口腔内写真です

WS001136.JPG

術前と術後のレントゲン写真です

WS001137.JPG

歯周ポケットも3mm以内となり

レントゲン写真でも安定していると思われます

家族から口臭を指摘されることもなくなったそうで

心からほっといたしました


歯周組織再生療法 歯間乳頭保存術(PPT)+エムドゲインR+骨移植術


かなもり歯科クリニックでは歯周病により骨がなくなってしまった部分に

歯周組織再生療法(日帰り手術)を行っております

初診時
WS000184.JPG

基本治療終了後
WS000714.JPG

一見した感じでは炎症もないように感じますが

右下の犬歯から膿みが出ない日は二年間なかったというお話でした

WS000713.JPG

この患者様は歯周基本治療の後

歯周組織再生療法
歯間乳頭保存術(PPT)+エムドゲインR+骨移植術

を行いました

WS000716.JPG

この術式には

大切なことは様々あるのですが

剥離した歯肉を全く元の位置に

きれいな創面で低侵襲にもどすことがポイントの一つになります

目の角膜を切る眼科用のメスを用い歯肉を挫滅しないよう丁寧に切開

マイクロスコープや拡大鏡を用い歯周病になってしまった原因を徹底的に除去

再生させるお薬と骨を混ぜて丁寧に充填,髪の毛の太さの2分の1程度の細い糸で

歯肉を引っ張ることなく傷を付けずに縫い合わせる

WS000718.JPG

このような過程をたどるのですが

縫合は歯周組織再生療法を成功させる非常に重要な要素になっています

発毛専門リーブ21ホームページより

「日本人の髪の太さは0.05~0.15ミリと幅があり、細い髪では0.05ミリ、普通の髪は0.08~0.09ミリ、太い髪は0.12~0.15ミリぐらいとされています。」

今回の症例で用いた縫合糸は7-0ナイロン縫合糸で直径0.050ミリ
通常の抜歯などで用いる縫合糸は4-0縫合糸で直径0.12ミリ

普通の髪の太さの約半分の太さの糸で

正確に日本人の薄い歯肉を元通りに縫い合わせる必要があります

そうすることで歯周病でなくなってしまった歯周組織を再生・修復することができます

WS000722.JPGのサムネール画像

歯周病は早期発見・早期治療が効果的です

歯肉の異常を感じなくても定期的な歯周病の検査をおすすめいたします

患者様は2年ぶりに膿のでなくなった

口の中は快適だとおっしゃっていただきました

大変おつかれさまでした!


第58回春季日本歯周病学会学術大会(幕張)発表


診療日を変更させていただいて
5月15・16日に幕張メッセにておこなわれた
第58回春季日本歯周病学会学術大会にて
「広汎型慢性歯周炎患者に歯周組織再生療法を行った一症例」
という演題で症例発表をさせていただきました

May-15-8-52-39-PM.jpg

多くの先生に質問をいただき
発表だけではなく非常に充実した経験になりました

May-18-1-45-39-AM.jpg

今回の発表にあたり
ご尽力いただきました共同演者の
小林博先生・小川智久先生・多保学先生・石井 通勇先生
に感謝したいと思います
本当にありがとうございました

また発表の準備を手伝ってくれた
当院スタッフの林先生・岡澤さん・向田さん
本当にありがとうございました!!
May-16-5-07-36-AM.jpg

WS000668.JPG
これからも医療法人社団KDC かなもり歯科クリニックは
スタッフ一同研鑽を積んでいく所存でおります
これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします


12