猫は「甘さ」を感じない?ペットのお口のケアも忘れずに! : 品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら「かなもり歯科クリニック」

猫は「甘さ」を感じない?ペットのお口のケアも忘れずに!

かなもり歯科クリニック 医院ブログ

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猫は「甘さ」を感じない?ペットのお口のケアも忘れずに!


猫には、私たち人間の食べるスウィーツの甘さはほとんどわからないそうです。

猫は昔から肉食だったので、糖分による甘味を感じるセンサーが
退化してしまっているためらしいですが、
そのかわり、肉や魚のタンパク質に含まれるアミノ酸の甘味は大好きだそうです。

ところで、「猫舌」というと熱いものが苦手なひとのことですが、
「猫舌」というくらいなので本物の猫ももちろん熱いものが苦手です。
さらに、実は熱いものが苦手なのは猫だけではありません。

猫舌なのは犬や他の動物も、というよりも、
人間以外のほとんどの動物は熱いものは苦手だそうです。
ペットや野生の動物に限らず、動物が餌をフーフー冷まして食べている
なんて光景、見たことないですよね。

体温よりもかなり熱いものを食べたり飲んだりする人間は、
動物のなかではとても変わった行動をしていることになります。

スープやシチュー、鍋やラーメンなどのアツアツの食べ物を、
フーフーしてまで(ときどきヤケドもしつつ)美味しく味わうのは、
人間の特権なのかもしれないですね!

さて、熱いものが苦手な動物たちですが、
人間に限らずそんな動物たちも虫歯や歯周病になることがあります。

野生動物の場合は虫歯や歯周病になることはそうそうありませんが、
ペットの場合はやわらかいペットフードやペットおやつの他に、
人間の食べ物も与えられる機会があると、
糖分の摂取も知らないうちに増えてしまいがちです。
そのため、最近はペットのお口の中のトラブルも増えているそうです。

動物の虫歯や歯周病を防ぐためには、人間と同じで歯磨きが大切です。
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動物の歯科治療ができるところはまだ多くないようですので、
できればペットが小さな頃から動物用のハブラシなどできちんとケアしてあげてくださいね。

もちろん、ご自分の歯みがきも忘れずに!!
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                                歯科助手 鶴見