大切な歯を残す。品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら当院へ

江戸時代の歯磨きって?


今から約400年ほど前に始まった江戸時代。
昔の歯磨きは、どのように行っていたのだろう!と気になり、調べてみました。

江戸時代にも虫歯予防のために歯を磨く習慣があったそうです。
房楊枝(ふさようじ)というもので、柳や杉、竹などで作られた12~18cmほどの棒の先をたたいてつぶして、ブラシ状にしたものを使っていたそうですよ。

なんと歯みがき粉は、ハッカや唐辛子などを混ぜ合わせたものだったそうです!とても辛そうな、歯みがき粉ですね!

今でこそ、歯ブラシも歯磨き粉も様々な種類のものがあります。
江戸時代より、快適に歯みがきを行うことが出来ると思いますので、
昔の方々に負けない様、しっかりと歯を磨きしましょう!
私も負けずに頑張ります!

それにしても唐辛子の歯磨き粉どのような味か気になりますね!笑

歯科助手 齊藤
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ぺリオメイトでパウダーメインテナンス


こんにちは、歯科衛生士の岡澤です。

今回は当院で新しく導入した機械『ぺリオメイト』について紹介させていただきます!

今世界で注目されて主流になりつつあるパウダーメインテナンスができる機械です。

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パウダーメインテナンスとは?
柔らかなパウダーを水と一緒に噴射してバイオフィルム(細菌集合体)を
効率的に除去するメインテナンスです。

バイオフィルムは歯ブラシだけでは完全に落とすことが難しく、
そのまま放置すると虫歯、歯周病の原因になってしまいます。

従来の機械(プロフィーメイト)はパワフルな噴射のため、強固な着色汚れなどには
適していますが、デリケートな歯周ポケット内には使用できませんでした。

ぺリオメイトならば柔らかな細かいパウダーなので、歯の表面や歯茎を傷つけずに
歯周ポケット内の細部までバイオフィルムを除去することができます。

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ぜひ当院でパウダーメインテナンスを体感してみませんか?
詳しくは担当歯科医師、衛生士にお尋ねください。

歯科衛生士 岡澤


院内実習第二回目を行いました


先日、第二回目のGPアカデミー実習を行いました。
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今回の実習では前回窩洞形成(虫歯を想定して削った歯の穴)にコンポジットレジン充填を行いました。

また今回は歯牙模型として「くさび状欠損」(歯ぎしりなどによって歯ぐきの際の歯質が欠けた状態)の模型も送られてきたので、その模型に対しても充填を行いました。
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このままだと歯が欠損している際まで確認できないので

歯肉を糸で圧排して
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コンポジットレジンの充填を行いました。
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さらに歯列模型から外して、歯肉の下まできちんと充填、研磨されているか確認しました。
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こうやって確認できるのは模型実習ならでは、です。

この充填、研磨がきちんと行えていないと、プラークや歯石がたまりやすくなり、歯肉の炎症を引き起こしてしまいます。
臨床では日常的に行う処置ですが、拡大視野で注意深く観察しないと実際はなかなか合格点に至らない、奥の深い治療です。

当院のGPアカデミー実習は、こうして日常臨床の中で基礎的と思われる手技を見つめなおし、治療のコンセプトを確認するとても良い機会となっています。

ちなみに「くさび状欠損」は欠けている部分を充填しただけでは根本的な治療とは言えないのですが、またそれについては別の機会に触れていきたいと思います。

                                               歯科医師 林


「力をぬく事って難しい?」


患者さんに
「力を抜いてくださいね。」と、声をお掛けすることは珍しくありません。
口を大きく開けようと思うあまり、
顎に力が入り過ぎ逆に開きにくくなってしまったり、
舌に力が入ることで安全確保のためにバキュームやミラー
で押さえても押さえても、驚くほどの力で押し返してこられたり・・・
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歯科治療に限らず、スポーツをする時も、
日常の何気ない動作だって余分な力を抜いてた方が断然楽だし、
どうして力を抜くことができないのでしょうか?

「筋肉の収縮」イコール「力を入れる」ということなので、
ただ立っているだけ、座っているだけでも筋肉を収縮させています。

歯周病にかかってしまっている歯に対して
過剰な力が加わると、症状を悪化させてしまうこともあること。
大切な歯をより良い状態で1本でも多く、
1日でも長く残したいと思っている患者様が多いはずです。

この「力」のやっかいなところは、
患者さん自身に「力を入れすぎている」という
自覚がまったくない場合が多い事です。
ある日突然大切な歯が真っ二つなんてことにもなりかねませんので
注意してくださいね。

        歯科助手 鶴見


被せ物・矯正の前準備 歯肉の位置を整える 結合組織移植術


矯正や被せ物を行う前に歯肉の位置が整っていると

精度が高く予後が良い被せ物を行うことができます

問題なのはこのように一箇所だけ歯根が露出している場合です

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こちらの部分です

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違う症例ですが
歯周病や虫歯や歯列不正や咬合が原因で
このように歯根が不揃いになってしまっている場合
いったん被せ物を行うとすると
このような形になってしまいます

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このように波をうったような形は被せ物の適合精度を上げることが非常に難しいのです
またメインテナンスも非常に難しく2次カリエスになり再度被せ物をやり直すことも多いのです

そこで被せ物を行う前に結合組織移植術により歯肉の位置を元通りにして
それから被せ物や矯正を行うことができる場合があります

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術前・術後の写真です 矯正の前準備が整いました

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